ぼく地球
「ぼくの地球を守って」のイベントが開催されてるらしいですね!
ぼくの地球を守って、大好きなのでテンション上がりました。その勢いで自分が好きな所を書きたくなったので、以下ぼく地球のネタバレ感想です。
ぼく地球は各登場人物に二面性があるのがとても魅力的だと思います。
特に玉蘭と秋海棠が好きです…。初めて読んだのは高校生ぐらいの時だったのですが、玉蘭みたいな優等生キャラが実は脆くていざ非常事態に陥った時に好きな女の人相手に当たり散らした、っていうのが当時の自分にとっては衝撃でした。
正直、初見では少し引いたんですが、あとあと思い返すごとに完璧に見えて完璧じゃない所が好きになっていきました。自分が年をとるにつれて、そりゃあんな状況じゃそうなってもおかしくないよね…幻滅してごめんな…と見方も変わりました。玉蘭は噛めば噛むほど味がする…。
あとは秋海棠が死の間際にあんな方法で紫苑に報復したっていうのがめちゃくちゃ好きですね。木蓮の方にワクチンを打つんじゃなくて、独りにしてやりたいって理由で紫苑を生き長らえさせるってのがね~~感情のねじれが物凄い…そんな発想になるほど憎かったんだな~とか、色々考えることができて好きです。
現世で大雨の中、紫苑が秋海棠をそのことでなじるシーンは鳥肌立ちました。輪くんが春彦をなじったって言った方が正確なのかな?とにかく凄まじかったです…。
なんかもう止まらないですね…とにかくぼくの地球を守っては本当にすごい漫画だと思います。
私は文庫本を持ってるんですが、そういえばしばらく読み返してなかったのでまた引っ張り出してこようかな…
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